
こんにちは。マサです。英語に限らず、勉強とは多くの人にとっては苦痛なものです。
なかなかやる気になれない。なっても、すぐにやめてしまいたくなる。目標を決めても、それに取り組めない人は結構いますよね。
生まれつき一流な人なら簡単にできることでも、
そうでない人は、どうすればいいのでしょうか?
<気持ちを切り替えよう>
切り替えるって言っても、「変えるぞ!」って思っただけで変えられるなら、世の中は優秀な人だらけですよね。
そこで、心のスイッチをいじる「儀式」という作業が必要になります。
<気持ちを切り替える儀式って?>
勉強に取り組む前や、少しだらけてきたなと思ったときに、
特定の儀式を行えば、個人差はあれど、多少は気持ちの切り替えができます。
ジョジョの奇妙な冒険の第二部では、
「スウィッチングウィンバック」と呼ばれるものが紹介されていましたが、それにかなり近いものだと思います。
<実際に活用されている例>
プロ野球選手のイチローさんが、
打席に立ったら、バットを立てて袖を引っ張るのは有名ですが、
単なるパフォーマンスでやっているのではなく、
「自分の望むバッティングをする」というイメージと、正確にボールにバットを当てるための精神集中に入るために行っていると言われています。そのための「儀式」です。
<同じ儀式を何度も繰り返すことが大切>
ヨガや自立訓練の瞑想でも、
呼吸や心拍を整える練習をするとともに、特定のキーワードを唱えるだけでリラックス状態に無意識で入れるように、練習をさせる指導者もいます。
それは一度練習したからって、身に付くものではありません。
上記のイチローさんも始めはその動作を行う際に、何度も意識をしながらイメージを作っていったと思われますが、
それも何百回何千回も繰り返すうちに、
動作を行っただけで、条件反射で集中状態に入れるようになったことでしょう。
<やり方は?>
2つのことを同時に行います。ひとつは、特定の動作をすること、もうひとつは、望む状態をイメージをすることです。
①動作は何でも構いません。
相撲取りの中には、自分の顔を何度もたたいて、「変身」とつぶやく人もいます。
ラグビー選手の五郎丸さんが、キックをする前と同じポーズを取っても構いません。
でも、学習という性質を考えるとストレッチをやったり、呼吸法を実践するなど、
酸素を取り入れたり、血流を良くしたりするものほど好ましいかと思います。
ヨガをやっている人ならば、そのレッスンの中でご自身が一番精神統一できそうな動作をやってみてはいかがでしょうか?
②動作をしながらイメージ
儀式として行う動作をしながら、自分がこうありたい状態をイメージします。
英語の学習に取り組むなら「これから単語を100個集中して覚える」「5分のリスニングを全部拾い上げて聞く」などです。
その際の注意点があります。「だらけない」「振り向かない」など、否定形の言葉を使わないことです。
変わりに「集中できる」「まっすぐに突き進む」など肯定形の言葉を使うことです。
その理由はここでは省きますが、興味がある方はGoogle先生に聞けば、解説者を沢山紹介してもらえます。
<何でもいいって言われても決められない>
私の場合は、般若心経を唱えます。慣れれば、1分強で全唱できます。
最近、行きつけのペインクリニックとその併設治療院で仏教の考えに触れることが多いこともありますが、
最近受けた「良い脳内ホルモン分泌セミナー」で、
般若心経を唱えるのが良いと言われたからです。
NHKの番組で、般若心経の特集をやっていましたが、
日本の識字率が低い時代に、意味を教えずに、その発音だけを教えていたことがあったそうです。
それに対して、
伊集院光さん:「意味を理解せずに、ただ発音するだけでいいんですか?」
コメンテーター:「意味を理解することも大切ですが、一心不乱にただ発音するだけでもよい効果があります」
みたいなやり取りがありました。
実際に、一文には、言葉として意味を持たない、ドラクエの
「ホイミ」「メラ」に近い、訳のない文字列もあるくらいです。
決められなければ、般若心経をお勧めします。
<本当に効果あるの?>
効果には個人差があります。
昇華させれば、イチローさんや五郎丸さんのように、数秒で気持ちの切り替えができるようになるでしょう。
でも、彼らは一流だからこそそれができるのであって、
凡人には至難の業です。
私も実際に「儀式」を行っても、焼け石に水です。
でも、やらないよりはやった方がはるかにマシなのでやっています。
さて、繰り返していれば、私もいずれは彼らのようになれるでしょうか?(笑)
<まとめ>
・だらけたときや、気持ちのエンジンがかからないときは気持ちの切り替えが必要。でも、頭の中で何をやったって、普通の人にそれは無理。
・「儀式」という名の切替スイッチを自分で作れ!
・自分で作ったスイッチを何度も実践しろ!
2019/02/28追記
先月から、再びフィリピンに留学しましたが、般若心経の話で現地の先生と盛り上がりました。キリスト教徒の国ですが、他を無条件で否定するようなことは基本的にないようです。
あと、脳科学者の中野信子さんによると、やらなくてはならない行動を行うためにはセロトニンというホルモンが多く出ている必要があり、それを合成する食材は、肉・大豆・乳製品に多く含まれていて、とりわけレバーがいいそうです。試してみるといいかも!
フィリピン留学に興味がある人は、当サイトのメインページからアクセスすると相談に乗ってもらえます。
https://www.hub1234.com/
セブ留学という言葉が一番最初に目に付きますが、セブに限らずフィリピンのいたるところの学校と繋がりがあります。